げんちゅうさいひしょう【原中最秘抄】
源氏物語の注釈書。2巻。源光行・親行の共著「水原抄」に、親行の子の義行、孫の行阿が代々加筆し、貞治3年(1364)に成立。題は「水原抄」の中の最も秘たる部分の抄録に解説を加えた秘伝の書の意。光行...
げんちゅうしゅうい【源註拾遺】
源氏物語の注釈書。8巻。契沖著。元禄9年(1696)成立。天保5年(1834)刊。「湖月抄」など従来の注を訂正し、自説を述べたもの。
げん‐ちょ【玄猪】
1 「亥(い)の子の祝(いわい)」に同じ。《季 冬》「柑橘(かんきつ)に霜静かなる—かな/蝶衣」 2 イノシシの頭に似た形の花器。池坊流の生花(せいか)に多く用いる。
げん‐ちょ【原著】
注釈を付したり、翻訳・改作したりしたものに対して、そのもとになった著作。原作。
げん‐ちょう【幻聴】
幻覚の一。実際には音がしていないのに、聞いたように感じること。「幻視—」
げん‐ちょう【玄鳥】
ツバメの別名。
げん‐ちょう【阮朝】
ベトナム最後の王朝。1802年、阮福映が国内を統一して創始。国号を越南(ベトナム)とし、順化(ユエ)に都した。19世紀中ごろからフランスの侵略を受け、1883年にはその保護国となり、1945年、...
げん‐ちょう【原腸】
動物の発生において、胞胚(ほうはい)の陥入によってできるくぼみの部分、およびその内壁。消化管の原基で、のちに腸管や肝臓などの器官に分化する。
げんちょう‐おうきゅう【阮朝王宮】
ベトナム中部の都市フエの旧市街にある旧王宮。阮朝の王宮として、1803年に建造。のち1833年に現在の場所に移設。周囲を城壁と濠(ほり)に囲まれる。城門、宮殿、王朝の菩提寺などがある。ベトナム戦...
げんちょう‐はい【原腸胚】
⇒嚢胚(のうはい)