言(げん)を食(は)・む
《「書経」湯誓の「朕言を食(は)まず」から》前言をひるがえす。約束に背く。うそをつく。食言する。「僕が社員に対して—・むようになるから」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
言(げん)を俟(ま)た◦ない
改めて言うまでもない。もちろんである。「事実そうであることは—◦ない」 [補説]「言葉を俟たない」とするのは誤り。
ゲー【(ドイツ)G/g】
音楽で音名の一。ト音。ジー。
ゲー‐エム‐ベー‐ハー【GmbH】
《(ドイツ)Gesellschaft mit beschränkter Haftung》ドイツ語で、有限責任会社。
ゲージ【gauge】
1 長さ・重量などの物理量を測定する器具の総称。 2 鉄道軌条の内側の幅。軌間。 3 編み物で、一定寸法中の編み目の数。 4 電磁気学で、電磁ポテンシャルの価のとり方。電磁場を記述する方程式の中...
ゲージ‐あつ【ゲージ圧】
大気圧を零とした圧力計に表示される圧力。大気圧との差によって表す圧力。真空を零とする絶対圧に対していう。ゲージ圧力。
ゲージ‐ガラス
《(和)gauge+glas(オランダ)》内部の液面の高さを外部に示す目盛りつきのガラス管。ゲージグラス。
ゲージ‐グラス【gauge glass】
⇒ゲージガラス
ゲージ‐ふへんせい【ゲージ不変性】
基本となる方程式の形式がゲージ変換に対して不変であること。電磁気学ではベクトルポテンシャルとスカラポテンシャルとのゲージ変換に対する電場・磁場の方程式の不変性、場の量子論では演算子のゲージ変換に...
ゲージ‐へんかん【ゲージ変換】
電磁気学では、電磁ポテンシャルの値のとり方を変えること。量子電磁力学では場の演算子を別の演算子に変換すること。いずれも電磁場の値は変化しない。