さき‐ぞめ【先染(め)】
織物を織る前の糸、または紡績する前の繊維を染色すること。⇔後(あと)染め。
さき‐ぞり【先反り】
刀の反りの中心が、中程より先にあるもの。室町時代以降のものに多い。→腰反り
さき‐たけ【割(き)竹】
縦に割ってさいた竹。
さきたけ‐の【割き竹の】
[枕] 1 割った竹は、互いに後ろ向きになるところから、「背向(そがひ)」にかかる。「—背向に寝しく今し悔(くや)しも」〈万・一四一二〉 2 割った竹はしないたわむところから、「とをを」にかかる...
さきたま【埼玉】
《「さいたま」の古形》古代、武蔵の国の郡名。現在の埼玉県北部、利根川沿いの地。
さきたま‐こふんぐん【埼玉古墳群】
埼玉県行田市にある古墳群。知知夫(ちちぶ)国造の墳墓を含むといい、また、稲荷山(いなりやま)古墳がある。
さき‐だか【先高】
株価や商品の値段が将来高くなる見込みであること。「—を見越す」⇔先安。
さきだすしょうねんぐん【咲きだす少年群】
石森延男の小説。昭和14年(1939)刊行。
さき‐だち【先立ち】
先に立って人を導くこと。行列の先頭に立つこと。また、その人。「誰やらお客でも—して来る様子である」〈小杉天外・魔風恋風〉
さき‐だち【先太刀】
何人かで人を斬るとき、最初に斬りつけること。初太刀(しょだち)。