きょらいしょう【去来抄】
江戸中期の俳論書。3冊(版本)。向井去来著。元禄15年(1702)ごろから宝永元年(1704)にかけて成立。安永4年(1775)刊。芭蕉および門人の俳論を集成したもの。さび・しおり・不易流行など...
るい‐しょう【類焼】
[名](スル)他所で起こった火災が燃え移って焼けること。類火。もらいび。「—を免れる」「強風のため多くの家が—する」
りゅうるい‐しょう【流涙症】
涙腺や涙道が詰まるなどして鼻内へ流出されないため、涙が出つづける状態。
じるいしょう【字類抄】
「色葉(いろは)字類抄」の略。
ひょうたじるいしょう【平他字類抄】
鎌倉末期の漢和辞書。3巻。著者・成立年ともに未詳。上巻は字を「色葉字類抄」にならって意義分類して平声(ひょうしょう)と他声の別を示し、下巻は字を訓のいろは別に分けて並べ、平声と他声の別を記述する...
いろはじるいしょう【色葉字類抄】
平安時代の国語辞書。2巻または3巻。橘忠兼(たちばなただかね)著。天養元年〜治承5年(1144〜81)ごろに成立。平安末期の国語を頭音によっていろは47部に分け、漢字とその用法とを簡単に記す。「...
じゅうにるい‐しょう【十二類生】
仏語。生まれ方によって衆生(しゅじょう)を12に分けたもの。胎生・卵生・湿生・化生(けしょう)の四生に、有色(うしき)・無色・有想・無想・非有色・非無色・非有想・非無想を加えたもの。
れい‐しょう【冷床】
ビニールなどでおおい、太陽熱を利用して保温するだけで、人工的には熱を加えない苗床。《季 春》⇔温床。
れい‐しょう【冷笑】
[名](スル)さげすみ笑うこと。あざ笑うこと。「—を浮かべる」「他人を—する」
れい‐しょう【例証】
[名](スル)例をあげて証明すること。また、証拠となる例。「—をあげる」「文献によって—する」