がいじ‐えん【外耳炎】
外耳、特に外耳道の炎症。細菌や真菌の感染による化膿(かのう)や、湿疹(しっしん)などがみられる。外耳道の痛みがある。
きゅうせい‐ちゅうじえん【急性中耳炎】
ウイルスや細菌の感染によっておきる中耳の炎症。風邪などの合併症として起こることが多く、小児に多くみられる。耳が痛んで鼓膜が腫れるが、ほとんどは抗生物質や非ステロイド性抗炎症薬によって治癒する。痛...
こうくうせい‐ちゅうじえん【航空性中耳炎】
航空機内で気圧が急激に変化した際に、耳管が閉じたままになり、鼓膜の内側と外側の圧力に差が生じることによって起こる中耳炎。降下時に起こることが多い。軽症の場合は数分から数時間で自然に、あるいは耳抜...
シュレジエン【(ドイツ)Schlesien】
シロンスクのドイツ語名。
しんしゅつせい‐ちゅうじえん【滲出性中耳炎】
鼓膜の奥の中耳腔(鼓室)に滲出液が貯まる中耳炎。鼓膜の動きが悪くなり、聞こえが悪くなるが、痛みや腫(は)れなどが起きることはまれである。急性中耳炎が完治していない場合や、アレルギーなどによって耳...
しんじゅしゅせい‐ちゅうじえん【真珠腫性中耳炎】
外耳道や鼓膜の上皮組織が中耳腔に入り、増殖して真珠のような塊を作る炎症性の疾患。周囲の骨を破壊し、難聴や顔面神経麻痺などの合併症を引き起こす。手術による切除が必要。
じ‐えん【自演】
[名](スル)自作の映画や劇に、自分が出演すること。「原作者が—する」「自作—」
じさく‐じえん【自作自演】
[名](スル) 1 自分が作った台本や楽曲を、自分自身で演じたり演奏したりすること。 2 計画から実行までをすべて自分だけで行うこと。特に、自分の利益のために作り事を仕組むこと。「—の誘拐劇」
そていじえん【祖庭事苑】
中国の字典。8巻。宋の睦庵善卿撰。1098〜1110年刊。「雲門録」などの禅宗関係の図書から熟語二千四百余語を採録し、その典拠を示して注釈を加えたもの。
ちゅうじ‐えん【中耳炎】
中耳に化膿菌(かのうきん)が感染して起こる病気。耳痛・発熱・耳鳴りなどを訴え、慢性になると症状の軽快をみるが、難聴・耳垂れなどがみられるようになる。