じゅうろく‐らかん【十六羅漢】
釈迦の命により、この世に長くいて正法を守り、衆生(しゅじょう)を導く16人の大阿羅漢。賓度羅跋羅堕闍(ひんどらばらだじゃ)・迦諾迦伐蹉(かなかばしゃ)・迦諾迦跋釐堕闍(かなかばりだしゃ)・蘇頻陀...
じゅうろっこくしゅんじゅう【十六国春秋】
中国の史書。北魏の崔鴻撰。五胡十六国の歴史を記したもの。散逸し、現行の100巻本は明代の屠喬孫(ときょうそん)と項琳(こうりん)との偽作とされる。
じゅう‐わく【十惑】
仏語。貪(とん)・瞋(しん)・痴・慢・疑・見の6煩悩(ぼんのう)のうちの見を、有身見・辺執見・邪見・見取見・戒禁取見に分けて数えた10の煩悩。
じゅう‐わり【十割】
1割の10倍。100パーセント。
じゅうわり‐そば【十割蕎麦】
そば粉だけで作ったそば。→二八蕎麦 [補説]ふつうは小麦粉・鶏卵・山芋などをつなぎとして入れる。
獣(じゅう)を逐(お)う者(もの)は目(め)に太山(たいざん)を見(み)ず
《「淮南子(えなんじ)」説林訓から》利益を得ようと夢中になっている者は、周囲の情勢に気づかないことのたとえ。鹿を逐う者は山を見ず。