せんちゃく‐ほんがん【選択本願】
仏語。阿弥陀仏が法蔵菩薩(ぼさつ)であったとき、諸仏の立てた誓いの中から最もすぐれたものとして選び取った四十八の誓願。特に、その第十八願の誓願。
せんちゃくほんがんねんぶつしゅう【選択本願念仏集】
鎌倉時代の仏教書。浄土宗の根本聖典。2巻。法然著。建久9年(1198)完成。関白九条兼実の要望により、往生の業因は念仏を本となす旨を説いた書。
せんちゃ‐しき【煎茶式】
煎茶をいれる作法。江戸中期、抹茶の作法に準じて作られた。
せんちゃ‐どう【煎茶道】
(抹茶を味わう茶道に対し)煎茶の味を楽しむ茶道。独自の道具と作法がある。江戸時代、黄檗宗の僧隠元が始め、売茶翁(ばいさおう)が広めたとされる。
せん‐ちゅう【船中】
船のなか。
せん‐ちゅう【戦中】
戦争の行われている間。戦時中。
せん‐ちゅう【箋注/箋註】
《「箋」は注釈などを記して書物に貼り付ける紙片》本文の注釈。注解。
せん‐ちゅう【線虫】
線虫綱の袋形動物の総称。体はクチクラに覆われ、糸状・ひも状で、体長1ミリから数メートルに及ぶ。植物や動物に寄生するもの、土中にすむものなどがある。回虫・蟯虫(ぎょうちゅう)・糸状虫・根腐れ線虫・...
せんちゅう‐は【戦中派】
第二次大戦の期間中に青春時代を過ごした世代。戦前派・戦後派に対していう。
せんちゅう‐はっさく【船中八策】
慶応3年(1867)坂本竜馬が起草させた新国家構想。長崎から上洛中、土佐藩船中で後藤象二郎に示したものとされ、朝廷への政権奉還、二院制議会の設置、外国との不平等条約の改定、憲法の制定、海軍の拡張...