せんにん‐しょう【仙人掌】
サボテンの別名。
せんにん‐そう【仙人草】
キンポウゲ科の蔓性(つるせい)の多年草。日当たりのよい地に生える。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。夏から秋に4枚の萼(がく)の白い花が開き、実に長い羽毛状の花柱が残る。有毒。
せんにん‐づか【千人塚】
戦地・災害地・刑場跡など多くの死者を出した地に、その霊を供養するためにつくられた塚。万人塚。
せんにんのこうきょうきょく【千人の交響曲】
《原題、(ドイツ)Symphonie der Tausend》マーラーの交響曲第8番の通称。変ホ長調。全2部構成。1906年作曲。名称はオーケストラの編成が大規模であり、千人におよぶ演奏者を必要...
せんにん‐ばり【千人針】
一枚の布に、千人の女性が赤糸で一針ずつ縫い、千個の縫い玉を作った布。出征兵士の武運長久を祈って贈った。日清・日露戦争のころ始まり、日中戦争以後盛んになった。千人結び。
せんにん‐も【仙人藻】
ヒルムシロ科の多年草。池沼や湖に生える。根茎は泥中をはい、葉は線形で水中にある。7月ごろ、枝の先にまばらな花穂をつける。
せんにん‐りき【千人力】
1 千人の力が集まったほどの強い力。また、千人の助けを得たくらいに力強いこと。「これさえあれば—だ」 2 一枚の布に千人の男子が「力」の字を書いて、武運長久を祈り出征兵士に贈ったもの。
せん‐ぬき【栓抜き】
瓶の王冠やコルク栓などを抜き取る道具。
せん‐ねつ【腺熱】
リンパ節の腫(は)れ・発熱を示す病気。腺熱リケッチア症と伝染性単核症がある。
せん‐ねつ【潜熱】
1 内に潜んでいる熱。「富と権力の底に圧搾された—の必然的爆発により」〈野上・真知子〉 2 物質の状態変化のためだけに費やされる熱。融解熱・気化熱など。