たち‐のき【立(ち)退き】
立ち退くこと。特に、住まいを明け渡してよそへ移ること。「区画整理で—を迫られる」
たちのき‐りょう【立(ち)退き料】
土地・家屋の貸し主が、借り主に明け渡しを求めるとき、移転による損失を補償するために支払う金銭。
たち‐の・く【立(ち)退く】
[動カ五(四)] 1 その場を立ち去り、よそへ移る。「デモ隊が—・かされる」 2 住まいを明け渡してよそへ移る。「建て替えのためアパートを—・く」
たち‐のぼ・る【立(ち)上る】
[動ラ五(四)]煙などが空へ高く上がる。「噴煙が—・る」
たち‐のみ【立(ち)飲み】
[名](スル)立ったままで飲むこと。「酒屋で—する」
たちのみ‐や【立(ち)飲み屋】
カウンターのみで椅子がなく、立ったまま飲食する形態の酒場。
たち‐は【立(ち)葉】
蓮(はす)の葉や木の葉などの、1本の茎に支えられて立っているもの。「浮葉に露の玉動(ゆら)ぎ—に風の軟吹(そよふ)ける」〈露伴・五重塔〉
たち‐は【立ち端/起ち端】
1 立つべき機会。また、立ち去るしおどき。「殊のほかの大酒にて、—を忘れて候」〈伽・猿源氏〉 2 立つべき場所。「下駄が重なり合って足の—がねえだ」〈滑・浮世風呂・三〉
たち‐はき【帯刀/授刀】
1 太刀を帯びること。また、その人。 2 「帯刀の舎人(とねり)」の略。 3 「帯刀の役」の略。 4 ナタマメの別名。
たちはき‐せんじょう【帯刀先生】
帯刀の舎人(とねり)2の長。帯刀の長(おさ)。