かくりつてき‐アルゴリズム【確率的アルゴリズム】
コンピューターのプログラミングにおいて、ある種の問題に対し、一部に乱数を取り入れることで、平均的に少ない手順で最適な解を導く手法。乱択アルゴリズム。ランダムアルゴリズム。
かくりつ‐かてい【確率過程】
時間の経過とともにランダムに変化する事象を、確率変数を用いて数学的に記述したもの。ブラウン運動を数学的にモデル化したウィーナー過程をはじめ、株価・為替相場、道路の交通量、都市の人口、感染症の流行...
かくりつ‐びぶんほうていしき【確率微分方程式】
時間の経過とともにランダムに変動する量(確率過程)を扱う微分方程式。ブラウン運動における粒子の運動の記述、金融工学分野の株価やデリバティブの価格付けなどに用いられる。
かさの‐はら【笠野原】
鹿児島県、大隅半島中央部にあるシラス台地。鹿屋(かのや)市と肝属(きもつき)郡肝付(きもつき)町にまたがる。東西10キロメートル、南北14キロメートル、標高30〜170メートル。肝属川上流の支流...
せっけい‐こうずいい【設計洪水位】
ダムに設計洪水流量が流入しても安全が保たれる、限界の水位。設計・強度計算の基準となる。→サーチャージ水位 →常時満水位 →洪水期制限水位
セヘル‐とう【セヘル島】
《Sehel Island》エジプト南部の都市アスワンを流れるナイル川の中にある島。市街とアスワンダムの中間に位置する。古王国第6王朝からプトレマイオス朝時代にかけて花崗岩に刻まれた碑文が多数残...
ワディ‐ハルファ【Wadi Halfa】
スーダン北部の都市。エジプトとの国境に位置し、ナイル川のナセル湖に面する。アスワンハイダム建設で町の大部分が移転した。アスワンなどのエジプトの諸都市とナイル川の航路で、また、首都ハルツームと鉄道...
マーリブ【Ma'rib】
イエメン西部の町。首都サヌアの東約120キロメートルに位置する。古代より交易の拠点として栄え、旧約聖書のシバの女王と関わりがあるというサバ王国(シバ王国)の首都が置かれた。紀元前8世紀頃のダムや...
マーストリヒト‐じょうやく【マーストリヒト条約】
1991年12月、オランダのマーストリヒトにおけるEC(欧州共同体)首脳会議で合意された欧州連合条約の通称。ECの経済・政治統合の推進を目的として、EU(欧州連合)の創設、経済・通貨同盟の設定、...
ポツダム‐めいれい【ポツダム命令】
昭和20年(1945)9月20日の緊急勅令「ポツダム宣言の受諾に伴ひ発する命令に関する件」に基づいて発せられた命令のこと。連合国最高司令官の命令を実施するためで、勅令・閣令・省令(日本国憲法施行...