ちょう‐らい【頂礼】
仏教の礼法の一。尊者の前にひれ伏し、頭を地につけ、足元を拝する最敬礼。五体投地。ちょうれい。「帰命(きみょう)—」
ちょう‐らい【朝来】
朝からずっと続くこと。朝以来。「—市中の人多き所々に」〈露伴・露団々〉
頂礼(ちょうらい)昂(こう)じて尼(あま)になる
信心が厚すぎて、とうとう仏門に入って尼になる。
ちょうらか・す
[動サ四]からかう。なぶる。ちゃかす。「御台所か姫君のやうに、猫—・してござっても済まぬ事」〈浄・大経師〉 [補説]歴史的仮名遣い未詳。「ちゃうらかす」また「てうらかす」とも。
ちょう‐らく【長楽】
長く楽しむこと。楽しみが続くこと。
ちょう‐らく【凋落】
[名](スル) 1 花や葉がしぼんで落ちること。「—の秋」 2 おちぶれること。落魄。「一家が—する」 3 容色などが衰えること。「鏡の中には、もう—し尽くした女が映っていた」〈藤村・家〉 4 ...
ちょうらく‐きゅう【長楽宮】
中国、漢の宮殿の名。高祖が修築したもので、皇太后の住居となった長信宮があった。 皇太后宮の異称。
ちょうらく‐じ【長楽寺】
京都市東山区にある時宗の寺。山号は黄台山。延暦年間(782〜806)最澄の創建と伝え、初め天台宗で、南北朝時代に国阿が中興し、時宗に改めた。
ちょうらく‐もん【長楽門】
平安京内裏内郭十二門の一。南面し、承明門の東にあった。 平安京大内裏朝堂院二十五門の一。南面し、応天門の東にあった。応天門東腋門。左廂(さしょう)門。
ちょう‐らん【重巒】
重なりあって連なる山。重嶺。「三里の坦途、一帯の—」〈紅葉・金色夜叉〉