つつ‐じり【筒尻】
1 筒の末端部。 2 鉄砲の後部。
つつ‐すねあて【筒脛当て】
鎧(よろい)の脛当ての一。縦長の鉄または革の板3枚を筒状に蝶番(ちょうつがい)留めにしたもの。
つつ‐そで【筒袖】
和服で、袂(たもと)がない筒形の袖。また、そういう袖の着物。男児用または大人の日常着や労働着に用いられる。つっぽう。つつっぽ。
つつそで‐ばおり【筒袖羽織】
筒袖の羽織。江戸時代までは武士が着用したが、明治以降は子供の衣服となった。
つつ‐だい【筒台】
銃身または砲身を据える台。
つつ‐だけ【筒竹】
筒切りにした竹。
つつ‐ぢゃわん【筒茶碗】
筒形をした底の深い茶碗。熱が逃げないので、茶道では寒中に用いる。
つつっ‐ぽ【筒っぽ】
「筒袖(つつそで)」に同じ。「紺の—に、…前垂で」〈鏡花・眉かくしの霊〉
つつ‐どり【筒鳥】
カッコウ科の鳥。全長33センチくらいで、カッコウに似るがやや小形。鳴き声が筒を打つようにポンポンと聞こえる。日本には4月下旬ごろ山地に渡来し、ムシクイなどの小鳥に托卵(たくらん)する。ぽんぽんど...
つつなわせ‐どり【つつなはせ鳥】
セキレイの古名。「時に—有り飛び来て其の首(かしら)尾を揺(たた)く」〈神代紀・上〉