てんい‐こうそ【転移酵素】
化合物の基を転移させる反応を触媒する酵素。アミノ基転移酵素(トランスアミナーゼ)・燐酸基(りんさんき)転移酵素(ホスホトランスフェラーゼ)など。トランスフェラーゼ。
てんい‐こうどう【転位行動】
動物行動学において、ある個体が、たとえば「攻撃と逃避」など相反する衝動が拮抗したときに取る、無関係な行動。闘争中の鳥が地面をつついたり、求愛中の魚が砂掘り行動をしたりするなど。人間の心理学におけ...
てんい‐しせき【天威咫尺】
《「春秋左伝」僖公九年から》天子のそば近くに仕えること。
てんい‐せい【転移性】
発病原因となる細胞などが血液の流れなどによって運ばれ、別の部位で発症すること。発病原因が別の臓器にあること。「—肺がん」
てんいせい‐かんがん【転移性肝癌】
肝臓以外の臓器で発生した癌が肝臓に転移した癌。肺癌・胃癌・膵(すい)癌・大腸癌・胆嚢(たんのう)癌などからの転移が多い。→原発性肝癌
てんいせい‐がん【転移性癌】
⇒続発性癌
てん‐いち【天一】
「天一神(てんいちじん)」の略。→なかがみ(天一神)
てんいち‐たろう【天一太郎】
天一天上の最初の日。この日の天候で、その年の豊凶を占う。
てんいち‐てんじょう【天一天上】
陰陽道(おんようどう)で、天一神(なかがみ)が天に上っているという日。癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間。
てんい‐てん【転移点】
相転移が起きる時の温度や圧力などの状態量の値。温度の場合は転移温度と呼ばれ、沸点、融点、凝固点などがある。