にょにん‐けっかい【女人結界】
結界して女性の出入りを禁じること。女人禁制とする区域。
にょにんげいじゅつ【女人芸術】
日本の女流文芸雑誌。昭和3年(1928)7月、劇作家の長谷川時雨の主宰により創刊。編者に生田花世、素川絹子など。林芙美子による「放浪記」の連載などで知られる。昭和7年(1932)6月廃刊。全48...
にょにん‐こうや【女人高野】
室生寺(むろうじ)の異称。女人禁制の高野山に対して、女子の参拝が許されたところからいう。
にょにん‐どう【女人堂】
女人禁制の地で、女性が参籠(さんろう)して読経や念仏をすることができるよう結界の外に設けられた堂。高野山のものが有名。
にょ‐ひつ【女筆】
女の筆跡。おんなで。じょひつ。「門柱に—指南の張り紙して」〈浮・一代女・二〉
にょ‐べっとう【女別当】
平安時代、斎宮・斎院に仕えた女官。
にょ‐ほう【如法】
[名・形動] 1 仏語。仏の教法にかなっていること。 2 文字どおりであること。また、そのさま。「—の闇」 3 穏やかであること。柔和であること。また、そのさま。「—なる気もまる額、にこやかに」...
にょほう‐あんや【如法暗夜】
全くのやみよ。まっくらやみ。
にょほう‐きょう【如法経】
《「にょほうぎょう」とも》一定の法式に従って経文を筆写すること。また、その筆写した経文。多くは法華経についていう。如法写経。
にょほう‐さん【女峰山】
栃木県北西部、日光市北西にある山。標高2483メートル。日光火山群東部の成層火山で、北麓を鬼怒川、南麓を大谷(だいや)川が流れる。南麓に二荒山(ふたらさん)神社・東照宮などの社寺がある。