にょ‐てい【女帝】
⇒じょてい(女帝)
にょ‐どう【女道】
遊女を相手に遊興すること。衆道に対していう。「衆道、—を昼夜のわかちもなく」〈浮・五人女・三〉
にょ‐にゃく【女若】
女と若衆。また、女道と若道。「—二つの恋草を」〈浄・鑓の権三〉
にょ‐にん【女人】
女の人。女性。じょにん。
にょにん‐きんぜい【女人禁制】
《「にょにんきんせい」とも》宗教修行の地域・霊場などへの女性の立ち入りを禁止する風習。比叡山・高野山などで行われたが、明治5年(1872)に立ち入りを認める政令が出て以降、ほとんど廃止となった。
にょにん‐けっかい【女人結界】
結界して女性の出入りを禁じること。女人禁制とする区域。
にょにんげいじゅつ【女人芸術】
日本の女流文芸雑誌。昭和3年(1928)7月、劇作家の長谷川時雨の主宰により創刊。編者に生田花世、素川絹子など。林芙美子による「放浪記」の連載などで知られる。昭和7年(1932)6月廃刊。全48...
にょにん‐こうや【女人高野】
室生寺(むろうじ)の異称。女人禁制の高野山に対して、女子の参拝が許されたところからいう。
にょにん‐どう【女人堂】
女人禁制の地で、女性が参籠(さんろう)して読経や念仏をすることができるよう結界の外に設けられた堂。高野山のものが有名。
にょ‐ひつ【女筆】
女の筆跡。おんなで。じょひつ。「門柱に—指南の張り紙して」〈浮・一代女・二〉