きんせい‐せんい【禁制遷移】
原子・分子・原子核などにおけるエネルギー準位間で、普通ではほとんど起こりえないはずが、ある特殊条件下でわずかに起こる遷移。これによって放出される弱いスペクトル線を禁制線という。禁止遷移。
きょう‐げん【狂言】
1 日本の古典芸能の一。猿楽のこっけいな物真似(ものまね)の要素が洗練されて、室町時代に成立したせりふ劇。同じ猿楽から生まれた能に対する。江戸時代には大蔵・和泉(いずみ)・鷺(さぎ)の三流があっ...
きょう‐おち【香落ち】
将棋で、実力の上の者が自分の左方の香車(きょうしゃ)をはずして手合わせすること。
きちがい‐ばな【気違い花】
本来咲くはずのない時節に咲く花。狂い咲きの花。
き‐どう【軌道】
1 電車などの軌条車両を走らせるための構造物からなる道。道床・枕木(まくらぎ)・レールなどからなる。「市電の—」 2 天体が運行する道筋。「人工衛星の—」 3 物体が運動するときに描く一定の道筋...
き‐どう【奇童】
並はずれてすぐれた子供。神童。
きびし・い【厳しい/酷しい】
[形][文]きび・し[シク] 1 厳格で少しのゆるみも許さないさま。厳重である。「—・いしつけを受ける」「—・く取り締まる」「練習が—・い」 2 いいかげんな対処が許されないさま。困難が多くて、...
きと‐きと
[副]《「きと」を強めた語》 1 すばやく。さっさと。「右京の権太夫清長を御使にて—と召しあり」〈とはずがたり・三〉 2 きっぱりと。「—よく申したるぞ」〈宇治拾遺・三〉 3 必ず。是非とも。「...
君(きみ)辱(はずかし)めらるれば臣(しん)死(し)す
《「国語」越語から》主君がはずかしめを受けるようなことがあれば、その臣たるものは命を投げ出して主君の恥をそそがなければならない。
きょう‐えん【狂宴】
常識はずれの大騒ぎをする宴会。「—を繰り広げる」