おも・う【思う/想う/憶う/念う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ある物事について考えをもつ。考える。 ㋐判断する。信じる。「これでよいと—・う」「そうは—・わない」「自分の—・ったとおりに行動しなさい」 ㋑決心する。決意する。「新しく...
おもわ‐ず【思わず】
[副] 1 そのつもりではないのに。考えもなく。無意識に。「—かっとなる」「うれしくて—跳び上がる」 2 思いがけず。意外なことに。「四鳥の塒(ねぐら)に親と子の、—帰り逢ひながら」〈謡・雲雀...
オフビート【offbeat】
音楽で、通常とははずれたところに強拍があること。また、そのリズム。ジャズ演奏で特徴的に現れる。
おん‐かた【御方】
[名]「おおんかた」に同じ。「小松殿、中宮の—に参らせ給ひて」〈平家・三〉 [代]二人称の人代名詞。貴人を敬っていう。あなたさま。「—をばまったくおろかに思ひ参らせ候はず」〈平家・七〉
おん【御】
[接頭]《「おおん」の音変化》名詞に付いて、尊敬(相手への尊敬を含む)の意を表す。「お」よりも敬意が強く、やや改まった場合に用いられる。「—身」「—礼」 [補説]中古の「御」は「おおん」と読むの...
おれ‐こだ・る【折れこだる】
[動ラ下二] 1 からだを折り曲げる。身をくねらせる。「—・れ、身をなきになして舞ひたりし」〈弁内侍日記〉 2 儀式ばらず、くつろいださまになる。うちくつろぐ。「—・れたる九献(くこん)の式」〈...
おぼ‐めか・す
[動サ四] 1 それとなくわからせる。ほのめかす。「思はずにも—・い給ふかな」〈源・帚木〉 2 得意になって、小鼻をぴくぴく動かす。「粋め粋めとそやしたてられ、手代は鼻を—・して」〈浮・西鶴伝授...
お‐はもじ【御は文字】
《「は」は「はずかし」の第1文字》恥ずかしいこと。「—ながら此の子が参ったしるし」〈浄・手習鑑〉
音頭(おんど)を取(と)・る
1 大勢で歌うとき、調子を示すために先に歌う。 2 人の先に立って手はずを整え、実現するように皆をまとめてゆく。「乾杯の—・る」「歓迎会の—・る」
お‐じょく【汚辱】
地位・名誉などをけがされることによる、はずかしめ。「—をこうむる」