ばん‐ぼ【晩暮】
1 夕方。夕暮れ。「—より満遮士打(マンチエスター)まで、往返十八里の路を行き」〈中村訳・西国立志編〉 2 老年。晩年。
ばん‐ぼく【万木】
多くの木々。すべての樹木。
ばん‐ぽう【万宝】
たくさんのたから。まんぽう。「七珍—」
ばん‐ぽう【万方】
1 あらゆる方面。すべての方面。「—都合よくなるではないか」〈左千夫・春の潮〉 2 いろいろの方法。すべての手段。「果して自分は医師として、—を尽したろうか」〈芥川・枯野抄〉
ばん‐ぽう【万法】
1 あらゆる法則。すべての法律や規則。 2 ⇒まんぼう(万法)
ばん‐ぽう【万邦】
あらゆる国。すべての国。万国。「世界—」
バン‐マス
「バンドマスター」の略。
ばん‐みん【万民】
すべての人民。全国民。「—の幸福を願う」
ばんみんとくよう【万民徳用】
鈴木正三の仏教書。1巻。寛文元年(1661)刊。仏教の実践を説き、職業倫理について論じた。
ばんみん‐ほう【万民法】
古代ローマで、ローマ市民以外にも適用された法規範。ローマ市民にのみ適用された市民法に対するもの。普遍的規範という性格から自然法と同一視され、また国際法の意味に用いられることもある。