ふる‐うた【古歌】
古い時代の歌。古人の詠んだ歌。こか。「—奉りし時の目録のその長歌」〈古今・雑体・詞書〉
ふるえ【震え】
ふるえること。特に、寒さや恐怖のためにふるえること。「—がとまらない」「—がくる」
ふる‐え【古江】
古びた入り江。「かげろふの小野の—を越す潮の湊(みなと)やいづく春の夕なぎ」〈夫木・二三〉
ふる‐え【古枝】
古い枝。また、枯れ枝。「百済野(くだらの)の萩の—に春待つと居りしうぐひす鳴きにけむかも」〈万・一四三一〉
ふるえ‐あが・る【震え上(が)る】
[動ラ五(四)]寒さや恐怖のためにひどくふるえる。極度の寒さや恐怖を感じる。「市民を—・らせた惨劇」
ふるえ‐おん【震え音】
⇒顫動音(せんどうおん)
ふるえ‐ごえ【震え声】
小刻みにふるえる声。「—で歌う」
ふる・える【震える】
[動ア下一][文]ふる・ふ[ハ下二] 1 細かく揺れ動く。震動する。「地震で窓ガラスが—・える」 2 寒さや激しい感情のために、からだが小刻みに動く。「恐ろしさに膝が—・える」「雨にずぶぬれにな...
ふるえるした【震える舌】
三木卓の小説。破傷風にかかった少女を描く。昭和50年(1975)刊行。野村芳太郎監督による映画化作品もある。
フルオレセイン【fluorescein】
黄色の酸性染料。水溶液中で強い緑黄色の蛍光を発するため、蛍光顕微鏡やフローサイトメトリーによる観察、蛍光分析などに用いられる。化学式C21H11NO5S