しゅ・む【染む】
[動マ四]《「しむ」の音変化》 1 しみる。刺激を受けて痛む。「朝嵐が身に—・んで、さうさうといたしたが」〈伎・伊賀越〉 2 盛んになる。佳境に入る。「今宵ほど咄(はなし)の—・んだ事もなければ...
じゅん‐しゅ【巡酒】
順々に主人となり酒宴を催すこと。また、酒を回し飲みすること。「日ごとに寄り合ひ寄り合ひ、—をしてぞなぐさみける」〈平家・七〉
じゅん‐い【鶉衣】
《子夏は貧しく、着ている衣服が破れていたのを鶉にたとえた「荀子」大略の故事から》継ぎはぎだらけの衣。みすぼらしい衣服。弊衣。うずらごろも。
しろいきょとう【白い巨塔】
山崎豊子の小説。昭和38〜40年(1963〜1965)発表。派閥争いや医療ミス訴訟など、医学界の闇を描く。 を原作とする映画。山本薩夫監督、昭和41年(1966)公開。第40回キネマ旬報ベ...
しわ‐たろう【吝太郎】
物惜しみする人をののしっていう語。けちんぼう。しわんぼう。
シャンク【shank】
1 すね。脚。また、道具の柄(え)。 2 ゴルフで、アイアンクラブの頭部と柄の接続部。また、その部分で打ってしまうミスショット。
すぼ・し【窄し】
[形ク] 1 すぼまって細い。「—・き衣裳」〈白氏文集天永四年点〉 2 みすぼらしい。「朝夕—・き姿を恥ぢて」〈方丈記〉
すはま‐そう【州浜草】
ミスミソウの変種。葉の先は丸みを帯びる。早春、白色または紅紫色の花を開く。ゆきわりそう。《季 春》
すずり‐がめ【硯瓶】
硯に注ぐ水を入れておくかめ。すみすりがめ。
せきとりせんりょうのぼり【関取千両幟】
浄瑠璃。世話物。九段。近松半二ほかの合作。明和4年(1767)大坂竹本座初演。力士の達引(たてひ)きを描いたもの。二段目の「岩川内(髪梳(かみす)き)」と「相撲場」が有名。