め‐やつこ【女奴】
女の奴隷。また、女をののしっていう語。「香塗れる塔にな寄りそ川隈(かはくま)の屎鮒(くそぶな)食(は)めるいたき—」〈万・三八二八〉
め‐やなぎ【芽柳】
「芽張(めば)り柳」に同じ。
め‐やに【目脂】
目から出る粘液の固まったもの。めあか。めくそ。
めや‐は
[連語]《連語「めや」+終助詞「は」。上代の「めやも」に代わった平安時代以降の用法》反語の意に詠嘆の意を添えたもの。…だろうか、いや、そうではないなあ。「さと人の言(こと)は夏野のしげくともかれ...
め‐やみ【目病み】
目のやまい。また、それにかかっている人。
目病(めや)み女(おんな)に風邪引(かぜひ)き男(おとこ)
目をわずらっている女と風邪を引いている男は色っぽく見えるものである。
めや‐も
[連語]《連語「めや」+終助詞「も」》反語の意に詠嘆の意を添えたもの。…だろうか、いや、そうではないなあ。「川の上(へ)のいつ藻の花のいつもいつも来ませ我が背子(せこ)時じけ—」〈万・四九一〉
め‐ゆい【目結】
1 布地をつまんで糸でくくり、くくりめをのような目の形に染め出す絞り染め。鹿の子絞りなど。 2 紋所の名。1を図案化したもの。
め‐ら【目ら】
目。まなこ。「我(あ)が—はますみの鏡我が爪はみ弓の弓弭(ゆはず)」〈万・三八八五〉
メラウケ【Merauke】
インドネシア東端、イリアンジャヤ(ニューギニア島西部)南岸の港町。アラフラ海に面する。周辺にはディグル川河口部の大湿原が広がる。付近にモパ空港がある。