らん‐てい【蘭亭】
中国浙江(せっこう)省紹興(しょうこう)県の南西、蘭渚(らんしょ)にあった亭。昔の文人たちが流觴(りゅうしょう)の遊を行った曲水がある。→流觴曲水
らんてい‐じゅんそう【蘭亭殉葬】
《「書断」四の、唐の太宗が、愛蔵していた王羲之(おうぎし)の蘭亭序を、遺言によって陵墓に副葬品として入れさせた故事から》書画や骨董(こっとう)などの収集品を愛好する気持ちの強いことをいう。
らんていじょ【蘭亭序】
王羲之(おうぎし)が蘭亭の会のときに成った詩集「蘭亭集」に行書で書いた序文。原本は唐の太宗の陵墓に殉葬されたとされるが、種々の模本が伝わり、蘭亭帖(じょう)・禊帖(けいじょう)ともよばれて行書の...
らんてい‐の‐かい【蘭亭の会】
中国、晋の穆帝(ぼくてい)の時の353年3月3日、王羲之(おうぎし)が謝安ら名士41名を招き、蘭亭で開いた会合。曲水に觴(さかずき)を流し、詩を賦したことで有名。
ランテコンボラ‐さん【ランテコンボラ山】
《Gunung Rantekombola》インドネシア中部、スラウェシ島南西部の山。同島の最高峰で、標高3455メートル。密林に覆われ、中腹にはコーヒーのプランテーションが広がる。
らん‐てっこう【藍鉄鉱】
鉄の含水燐酸塩(りんさんえん)鉱物。単斜晶系に属し、柱状・板状の結晶、または土状・球状で産出。無色透明であるが、空気に触れると藍青色に変わる。
ランテパオ【Rantepao】
インドネシア中部、スラウェシ島中央部のタナトラジャ地方の町。マカレの北約15キロメートル、標高800メートルの高原地帯に位置する。1970年代以降、トラジャ人が多く居住する同地方の観光拠点として発展。
らん‐てん【藍靛】
インジゴのこと。
ランテンガ‐とう【ランテンガ島】
《Pulau Lang Tengah》⇒ラントゥンガ島
ランディドノー【Llandudno】
英国ウェールズ北西部、アイリッシュ海のスランドゥドゥノ湾に面する町。19世紀以降、海岸保養地として有名になった。「不思議の国のアリス」のモデルとなった少女アリス=リデルの家族が訪れた別荘(現在は...