フォトジェニー【(フランス)photogénie】
映画の特質を表す語。レンズを通すことで、対象の本質がつかまれ、さらけ出されるということ。1920年代のフランスで用いられ、現代に至るまで多くの映画人が影響を受けた。
フォトクロミズム【photochromism】
ある種の物質に光を照射すると色調・濃度が変わり、光を遮ると元に戻る現象。この現象を利用したフォトクロミックガラス、フォトクロミックレンズなどがある。フォトクロミー。光互変。光可逆変色。
フォトクロミック‐レンズ【photochromic lens】
光の照射によって色調・濃度が変わり、照射を止めると元の状態に戻るレンズ。
フォーカス‐ブリージング【focus breathing】
カメラで、ピントの深度変更にともなって画角が変化する現象。動画撮影時に、ピントを合わせる対象を近くの被写体から遠くの被写体に変えると、画角がやや広くなる。「—補正対応レンズ」
フォーカルプレーン‐シャッター【focal-plane shutter】
カメラで、フォーカルプレーン(焦点面)、すなわちフィルムやイメージセンサーの直前を、間隙をもつ幕が左右または上下に走行して露光させるシャッター機構。→レンズシャッター
フォーカシング‐スクリーン【focusing screen】
一眼レフカメラにおいて、ピント合わせに用いられる、すりガラス状の板。カメラのレンズに対し、フィルム面と等距離のところに置かれる。
フィールド‐レンズ【field lens】
カメラなどの光学系において、視野の周辺部の光の進行方向を揃えるレンズ。周辺部の減光や不鮮明さを抑える役割をもつ。
フィッシュアイ‐レンズ【fisheye lens】
⇒魚眼レンズ
フェーキック‐アイオーエル【フェーキックIOL】
《phakic intraocular lens》⇒有水晶体眼内レンズ
フォーカシング【focusing】
1 焦点を合わせること。特に、仕事や日常的なこと以外の物事に注意や関心を集中して気分転換をはかること。米国の心理学者ジェンドリン(Eugene.T.Gendlin)が提唱した心理療法の一つ。 2...