れい‐げん【黎元】
《「黎」は黒色、「元」は首の意で、冠をつけない黒髪の頭の者の意。また一説に、「黎」はもろもろ、「元」は善で、人は善良であるという考えから》人民。庶民。たみ。黎民。黎首。
れい‐げん【冷厳】
[形動][文][ナリ] 1 冷静でおごそかなさま。「—な態度で臨む」 2 ひややかできびしく、人間の感情がはいる余地のないさま。「死という—な事実」
れいげん‐き【霊験記】
神仏などの示す霊妙な感応や利益を記した書。「長谷寺—」
れい‐こう【冷光】
ルミネセンスによって生じる、熱を伴わない光。
れい‐こう【励行/厲行】
[名](スル)決めたこと、決められたことをその通りに実行すること。「早寝早起きを—する」
れい‐こう【霊光】
霊妙な光。神秘的な光。
れい‐こう【霊香】
不思議なよいかおり。れいきょう。
れい‐こう【藜羹】
アカザのあつもの。転じて、粗食。
れい‐こう【霊交】
霊的、または精神的な交流。
藜羹(れいこう)を食(く)らう者(もの)は大牢(たいろう)の滋味(じみ)を知(し)らず
《「藜羹」は粗食、「大牢」はすばらしいごちそうの意》粗食に慣れた者にはごちそうの味がわからない。つまらない人間には高尚なことや重大なことは理解できないことのたとえ。