わき‐かえ・る【沸き返る】
[動ラ五(四)] 1 激しくにえたぎる。沸騰する。「湯が—・る」 2 大勢の人が熱狂して大騒ぎする。「優勝の報に町中が—・る」 3 怒りなどが爆発しそうになる。がまんできないほど感情が高ぶる。に...
わき‐かえ・る【湧き返る/涌き返る】
[動ラ五(四)]勢いよくわき出る。「地下水が—・る」「水は石がちなる中より—・りゆく」〈かげろふ・上〉
わき‐かじ【脇舵/脇楫】
⇒わいかじ(脇舵)
わき‐かた【脇方】
能楽師のうち、ワキ・ワキヅレを専門に務める者。また、その家柄。進藤・春藤・福王・高安・宝生の五流があったが、進藤・春藤は廃絶した。→シテ方 [補説]ふつう「ワキ方」と書く。
わき‐かべ【脇壁】
幅の狭く小さい壁。
わき‐が【腋臭/狐臭/胡臭】
わきの下から不快臭を発する状態。アポクリン腺からの分泌物が細菌により脂肪酸に分解され、汗のアンモニアなどが加わって生じる。臭汗症。腋臭症(えきしゅうしょう)。
脇(わき)が甘(あま)・い
相撲で、脇をかためる力が弱いために、相手に有利な組み手やはず押しを許してしまうさま。転じて、守りが弱いさま。「警備体制の—・い」
わき‐がお【脇顔】
横顔。「—うつくしく」〈浮・一代男・六〉
わき‐がかり【脇懸かり】
他人のことに関係すること。また、他人に関係を及ぼすこと。「我が子の戯気(たはけ)は思はず、—の恨みが出る」〈浄・寿の門松〉
わき‐がき【脇書(き)】
1 そばに書き添えること。また、そのように書いたもの。 2 「脇付(わきづけ)」に同じ。