とし‐ごろ【年頃】
《古くは「としころ」》 1 外見から判断した、だいたいの年齢。年のころ。「—は四〇歳くらいの男性でした」 2 一人前の年齢。特に、女性の結婚するのにふさわしい年齢。妙齢。「長女が—を迎える」 3...
なし‐た・つ【成し立つ】
[動タ下二]りっぱに育てあげる。一人前に育てる。「御子ども腹々いと多かるに…みな—・て給ふ」〈源・蛍〉
なま‐おんな【生女】
1 未熟な女。一人前でない女。「かやうの—こそは、ものたばかりはすめれ」〈宇津保・嵯峨院〉 2 身分のいやしい女。「もしは—などして言はすることこそあれ」〈かげろふ・上〉
なり‐た・つ【成(り)立つ】
[動タ五(四)] 1 ある物事ができ上がる。すっかりある状態になる。成立する。「交渉が—・つ」 2 いくつかの要素が組み合わさってでき上がる。「限られたメンバーによって—・つ」 3 採算がとれて...
荷(に)が下(お)・りる
責任や負担が除かれる。肩の荷が下りる。「子供が一人前になって—・りる」
はなさか【花咲か】
岩崎京子の長編児童文学作品。江戸時代に植木屋に奉公にきた少年が、一人前の職人になるまでを描く。昭和48年(1973)刊行。昭和49年(1974)、日本児童文学者協会賞受賞。副題は「江戸の植木職人」。
はん‐ぎょく【半玉】
玉代(ぎょくだい)が芸者の半額である、まだ一人前でない芸者。
はん‐にん【半人】
一人前の半分。半人前。
はんにん‐まえ【半人前】
1 一人前の半分。「—の量」 2 一人前の半分の働きしかしないこと。未熟であること。「仕事は—でも口は一人前だ」
ハーフ‐ポーション【half portion】
食べ物で、一人前の半分程度の量。→ポーション