ゆいしん‐の‐じょうど【唯心の浄土】
仏語。一切の存在はすべて心の現れであるという見方から、浄土も自分自身の心の現れであり、心の中に存在するという考え。
ゆいしん‐の‐みだ【唯心の弥陀】
仏語。一切の存在は心の現れであるという見方から、阿弥陀仏も自分自身の心の現れであって、心の中に存在するという考え。己心の弥陀。
よく‐じょう【欲情】
[名](スル) 1 物をほしがること。また、その心。欲心。「私はかつて年が若く、一切のものを—した」〈朔太郎・虚無の歌〉 2 異性の肉体を欲すること。また、その心。色欲の情。情欲。「—にかられる」
りきほん‐せつ【力本説】
哲学で、一切の存在の根源にあるものは力であって、それによって生成・運動・状態などが成立するとする立場。ライプニッツが代表的。力動説。ダイナミズム。
リニア‐ピーシーエム【リニアPCM】
《linear pulse-code modulation》PCM方式のうち、デジタルデータの加工や圧縮などの処理を一切しない方式のこと。LPCM。
り‐もつ【利物】
1 《「物」は一切衆生の意》仏語。衆生に利益(りやく)を与えること。人々を救うこと。 2 利益。もうけ。〈日葡〉
りん‐てん【輪転】
[名](スル) 1 輪が回ること。また、輪を描いて回ること。 2 《「りんでん」とも》「輪廻(りんね)」に同じ。「一切の衆生は五道を—し」〈康成・抒情歌〉
レ‐ミゼラブル【(フランス)Les Misérables】
ユゴーの長編小説。1862年刊。大革命から王政復古へと激動するフランス社会を背景に、一切れのパンを盗んだために投獄されたジャン=バルジャンの波乱に満ちた生涯を描く。黒岩涙香翻案「噫(ああ)無情」...