いっけ‐しゅう【一家衆】
浄土真宗で、本願寺法主と同じ家系の一族。のちには末寺の寺格を示すものとなり、血縁者以外も加わった。連枝。院家(いんげ)。
いっ‐けつ【一決】
[名](スル) 1 議事・相談などが一つに決まること。また、決めること。「衆議—」 2 固く決心すること。
いっ‐けつ【一穴】
1 一つの穴。 2 大便用・小便用を兼ねる便器。 3 灸(きゅう)を据えるつぼ一つ。
いっ‐けん【一件】
1 一つの事柄。ある一つの事件。「—落着」 2 物事を遠回しにいう語。あのこと。例のこと。「きのうの—には触れないでおく」
いっ‐けん【一犬】
1匹の犬。
いっ‐けん【一見】
[名](スル) 1 一度見ること。ひととおり目を通すこと。「—に値する」「百聞は—に如(し)かず」 2 ちらっと見ること。「—して事の重大さを悟った」 3 (副詞的に用いて)ちょっと見たところ。...
いっ‐けん【一軒】
一つの家。一戸(いっこ)。
いっ‐けん【一間】
1 建物の柱と柱との間。柱間(はしらま)。 2 尺貫法の長さの単位。→間(けん) 3 囲碁または将棋で、盤の目の一つ。
一見(いっけん)旧(きゅう)の如(ごと)し
一度会っただけで、以前からの友達のように親しくなるということ。
一犬(いっけん)虚(きょ)に吠(ほ)ゆれば万犬(ばんけん)実(じつ)を伝(つた)う
一人がいいかげんなことを言うと、世間の多くの人はそれを真実のこととして広めてしまうということのたとえ。一犬形(かたち)に吠ゆれば百犬声に吠ゆ。一人(いちにん)虚を伝うれば万人(ばんにん)実を伝う。