下(した)にも置(お)か◦ない
非常に丁重に扱う。丁寧にもてなして下座(しもざ)に置かない。「—◦ない歓待ぶり」
そうろ・う【候ふ】
[動ハ四]《「さぶらう」の音変化》 1 身分の高い人のそばに控える。伺候する。「鈴の綱のへんに、布衣(ほうい)の者の—・ふは何者ぞ」〈平家・一〉 2 「ある」「いる」の丁寧語。 ㋐対話や消息に用...
ぞん・ずる【存ずる】
[動サ変][文]ぞん・ず[サ変] 1 「知る」「承知する」の意の謙譲語。「知らぬ—・ぜぬでらちがあかない」 2 「思う」「考える」の意の謙譲語。「お変わりなくお過ごしのことと—・じます」 [補説...
大事(だいじ)に懸(か)・ける
大切にする。丁重に扱う。「八円を—・けて、世の中に巡査ほどのものはないと済ましているのが」〈鏡花・夜行巡査〉
ちょう【丁】
[音]チョウ(チャウ)(呉) テイ(漢) [訓]ひのと [学習漢字]3年 〈チョウ〉 1 偶数。「丁半」 2 とじた紙の一葉。「丁数/落丁・乱丁」 3 物が打ち当たる音を表す語。「丁丁発止」 ...
ちょう‐ゆう【長揖】
[名](スル)上体を前方に傾けて頭を下げる、丁重な敬礼。「余も亦た老酋の指図に従い—して其礼を受けたり」〈竜渓・浮城物語〉
つか‐まつ・る【仕る】
[動ラ五(四)]《「つこうまつる」、または「つかえまつる」が「つかむまつる」となって音変化したもの》 1 「する」「行う」の謙譲語。目上の人のためにあることをする。また、自己の「する」動作を、話...
つこう‐まつ・る【仕る】
[動ラ四]《「つかえまつる」の音変化で、主として平安時代に用いた》 1 「仕える」の謙譲語。 ㋐お仕え申し上げる。「昔、二条の后に—・る男ありけり」〈伊勢・九五〉 ㋑お供申し上げる。奉仕する。「...
てい‐じゅう【鄭重】
手厚く遇すること。丁重(ていちょう)。「—ヲイタス」〈日葡〉
てい‐ねい【丁寧/叮嚀】
[名・形動] 1 細かいところまで気を配ること。注意深く入念にすること。また、そのさま。「アイロンを—にかける」「壊れやすいので—に扱う」 2 言動が礼儀正しく、配慮が行き届いていること。また、...