まん‐と【万と】
[副]数量が多いさま。たくさん。どっさり。「この女郎衆も手は—しこんでござります」〈洒・四十八手〉
まん‐ど【万度】
1 1万回。よろずたび。 2 「万度祓(まんどばらい)」の略。 3 「万灯(まんどう)2」に同じ。
まん‐どう【万灯】
1 数多くの灯火。 2 四角い枠に紙をはって箱形にし、「某社御祭礼・氏子中・子供中」などと書き、下に長い柄をつけてささげ持つもの。祭礼などに、中に灯火をともして担ぎ歩いたり飾ったりする。万度(ま...
まんどう‐え【万灯会】
多くの灯明をともして仏・菩薩(ぼさつ)を供養し、衆人の罪障を懺悔(さんげ)し、滅罪を祈願する法会。東大寺・薬師寺・高野山などのものが有名。万灯供養。《季 秋》
まんど‐ばらい【万度祓】
1 中臣(なかとみ)の祓(はらえ)の詞(ことば)を神前で何度も読み、穢(けが)れをはらい清めること。 2 万度の祓をしたという祓串(はらえぐし)。近世、神職が家々に配り歩いた。
まん‐にょう【万葉】
「まんよう」の連声(れんじょう)。
まんにょう‐がな【万葉仮名】
《「まんにょう」は「まんよう」の連声(れんじょう)》⇒まんようがな(万葉仮名)
まんにょうしゅう【万葉集】
《「まんにょう」は「まんよう」の連声(れんじょう)》⇒まんようしゅう(万葉集)
まん‐にん【万人】
多くの人。すべての人。ばんにん。「—の願い」
まんにん‐むき【万人向き】
だれにでも適していること。万人向け。ばんにんむき。「—のスポーツ」