じょう‐ろく【丈六】
1 《釈迦の身長が1丈6尺(約4.85メートル)あったというところから》1丈6尺。また、その高さの仏像。座像の場合は半分の8尺に作るが、それも丈六といい、また、丈六より大きいものを大仏という。 ...
たき【丈/長】
「たけ(丈)」に同じ。「身—一丈(ひとつゑ)」〈景行紀〉
たけ【丈/長】
1 人や物の高さ。「身の—」「草の—」 2 衣服の全体または部分の長さ。「スカートの—を詰める」「袖—」 3 馬の、足から肩までの高さが4尺(約1.2メートル)から4尺9寸(約1.5メートル)ま...
たけ‐お【猛男/猛夫/丈夫】
強く勇ましい男。たくましく強い男。ますらたけお。ますらお。「近藤勇、土方歳三等の—を取しずめ」〈蘆花・黒潮〉
たけくらべ
樋口一葉の小説。明治28〜29年(1895〜1896)発表。吉原遊郭に近い下谷大音寺付近を舞台に、美登利と信如との幼い恋を描く。
たけ‐くらべ【丈比べ/丈競べ】
[名](スル) 1 高さを比べ合うこと。特に、背の高さを比べること。 2 連歌で、17字の長句に長句を、14字の短句に短句を付ける誤りを犯すこと。 [補説]書名別項。→たけくらべ
たけ‐すがた【丈姿/長姿】
1 身のたけとからだつき。身長と風采。「—整ひ美しげにて」〈源・澪標〉 2 和歌の格調と風体。「歌の—、ことにみえ侍り」〈慈鎮和尚自歌合〉
丈(たけ)高(たか)・し
歌学の用語。気高くのびのびしている。崇高で壮大な美しさがある。「詞も姿もことの外に—・く、又景気もあり」〈無名抄〉
たけたか‐ゆび【丈高指】
指の中でいちばん長い指。中指のこと。たかたかゆび。
たけ‐だち【丈立ち】
立ったときのからだの高さ。せたけ。「—いとよきほどなる人の」〈大和・一七三〉