たけ‐つぎ【丈継ぎ】
踏み台や脚立(きゃたつ)など、高い所にある物を取るときに用いる台。
たけ‐なが【丈長】
[名・形動] 1 丈が長いこと。衣服などが身長に比べて長いこと。また、そのさま。「—な(の)髪」「和服を—に着付ける」 2 「丈長奉書」の略。 3 丈長奉書や杉原紙などを畳んで、元結の上に飾りに...
たけなが‐ほうしょ【丈長奉書】
質が厚くて糊(のり)けがなく、普通より長い奉書紙。縦1尺6寸(約48センチ)、横2尺3寸(約70センチ)のもの。丈長。
丈(たけ)なす
身長と同じくらいの長さである。「—黒髪」
ますら‐お【益荒男/丈夫】
1 りっぱな男。勇気のある強い男。ますらたけお。ますらおのこ。⇔手弱女(たおやめ)。「屈せずして待つが—の事なりと言う」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 武人。兵士。「大伴(おほとも)の氏と名に負へる—...
ますらお‐の【益荒男の/丈夫の】
[枕]ますらおが常に手結(たゆい)をつける意から、「たゆひ」にかかる。「—手結(たゆひ)が浦に海人娘子(あまをとめ)」〈万・三六六〉
ますらお‐ぶり【益荒男振り/丈夫風】
男性的でおおらかな歌風。賀茂真淵(かものまぶち)らの歌人たちが和歌の理想と考え、万葉集の歌の中にこれが見いだされると説いたもの。古今集以後の「たおやめぶり」に対していう。