てき‐さん【敵様】
[名]「敵」をゆとりの気持ちをもっていう語。「今度の—、ちょっと手ごわいぞ」
[代](「的様」とも書く) 1 三人称の人代名詞。あのお人。あの方。「これ程に思ふとは、よもや—は知らずや」〈浮...
にん‐しょう【人称】
文法範疇(はんちゅう)の一。動作の主体が話し手・聞き手・第三者のいずれであるかの区別。それぞれ、第一人称(自称)・第二人称(対称)・第三人称(他称)とよび、いずれかはっきりしない場合、これを不定...
はんしゃ‐だいめいし【反射代名詞】
一人称・二人称・三人称の別に関係なく実体そのものをさす。「おのれ」「みずから」「自分」「自己」など。再帰代名詞。反照代名詞。反射指示代名詞。
やっこ‐さん【奴さん】
[名]折り紙で、奴
2の形に折るもの。
俗曲。江戸末期に願人坊主が踊り歌として広め、のちに寄席や花柳界で流行した。踊りを伴うことが多い。
[代]三人称の人代名詞。同等以下の人を軽んじたり、...
やつ【奴】
[名]《「やっこ」の音変化という》 1 人を卑しめていう語。また、目下の者に親愛の意をこめていう語。「なんて—だ」「弟はいい—だ」 2 物事をぞんざいにさしていう語。「そっちの—をとってくれ」...
やつ‐め【奴め】
[名]「やつ(奴)」を強めていう語。「にくい—」
[代]三人称の人代名詞。「やつ(奴)」をいっそう卑しめたり、憎悪の感情を交えたりしていう語。「—の言いなりになどなるものか」
やつ‐ら【奴等】
[名]複数の人を卑しめていう語。「ふざけた—」
[代]三人称の人代名詞。同等以下の複数の人を卑しめたり、親しみを込めたりしていう語。あいつら。「—に理屈は通用しない」
れこ
[代]《「これ」を逆にした語》三人称(中称)の人(指示)代名詞。愛人・金銭などをあからさまにいうのを避けるときに用いる。「彼女はボスの—らしい」→れそ
れそ
[代]《「それ」を逆にした語》三人称(中称)の人(指示)代名詞。あいつ。あのこと。直接にその名を言いにくいときに使う。→れこ「や、—が言伝(ことづて)したぞや」〈浄・冥途の飛脚〉
ワズ【was】
1 《beの一人称および三人称単数直説法過去形》英語で、過去のことを表す際に用いる語。…であった。 2 《「わず」と書く》インターネットスラングの一。SNSなどで投稿の末尾に用いて、どこかにいた...