あたみさつじんじけん【熱海殺人事件】
つかこうへいの戯曲。昭和48年(1973)文学座が初演。翌年、第18回「新劇」岸田戯曲賞(後の岸田国士戯曲賞)受賞。三流の殺人犯を、刑事木村伝兵衛が一流の殺人犯に仕立て上げていく過程を描いた不条...
えちご‐りゅう【越後流】
上杉謙信の流れをくむ軍学の流派の総称。宇佐美流・神徳流・要門流の三流がある。謙信流。
えど‐ぶし【江戸節】
江戸浄瑠璃のうち、江戸肥前掾(ひぜんのじょう)の肥前節、江戸半太夫の半太夫節、十寸見河東(ますみかとう)の河東節の三流をいう。また、特に半太夫節だけをいうこともある。
おん‐る【遠流】
古代の律に定めた三流(さんる)の一。流罪(るざい)のうち最も重いもの。平安時代には、伊豆・安房(あわ)・常陸(ひたち)・佐渡・隠岐(おき)・土佐など、都を遠く離れた土地に流した。えんる。→近流(...
きょう‐げん【狂言】
1 日本の古典芸能の一。猿楽のこっけいな物真似(ものまね)の要素が洗練されて、室町時代に成立したせりふ劇。同じ猿楽から生まれた能に対する。江戸時代には大蔵・和泉(いずみ)・鷺(さぎ)の三流があっ...
こん‐る【近流】
三流(さんる)の一。律で規定した流罪のうち最も軽いもの。越前・安芸(あき)などに流した。
さん【三】
[音]サン(呉)(漢) [訓]み みつ みっつ [学習漢字]1年 〈サン〉 1 数の名。みっつ。「三角・三脚・三国・三役」 2 三番目。「三更・三流・三人称」 3 みたび。三度。「三顧・三振/...
さん‐とう【三等】
1 第3の等級。3番目の順位。「くじ引きで—を当てる」「—航海士」 2 もと、船舶・鉄道で、客室や客車を3等級に分けた、その3番目。 3 同類のものの中で、程度のあまりよくないこと。三流。「—国」
さんぼういん‐りゅう【三宝院流】
真言宗醍醐派の一派。醍醐寺三宝院門跡初代勝覚を祖とする。東密根本十二流、小野六流、醍醐三流などの一。
さんもん‐は【山門派】
天台宗の一派。比叡山を本山とする。円仁を流祖とし、さらに一三流に分かれる。→寺門派(じもんは)