さんまや【三摩耶/三昧耶】
《(梵)samayaの音写。約・時・却などと訳す》仏語。 1 漠然とした、時。ある時。さまや。 2 衆生(しゅじょう)を誘って悟りの世界へ導こうとする、その時。さまや。 3 密教で、仏の本誓(ほ...
さんまや‐かい【三摩耶戒】
仏語。密教で説く戒。菩提心(ぼだいしん)を起こした最初から心と仏と衆生の三つは平等一如であると信じて受持する戒で、伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を授ける直前に授けられる。顕教一般の戒と違い、菩提...
さまや‐ぎょう【三摩耶形】
⇒さんまやぎょう
さんまや‐ぎょう【三摩耶形】
仏・菩薩(ぼさつ)の本誓(ほんぜい)を表すしるしとしての持ち物。不動明王の剣、大日如来の卒塔婆(そとば)、観音の蓮華、薬師の薬壺(やくこ)など。
さんまや‐まんだら【三摩耶曼荼羅】
四種曼荼羅の一。仏・菩薩・明王・諸天などが本誓を表示して所持する器杖(きじょう)や印契など、三摩耶形で描いた曼荼羅。
さん‐い【三位】
⇒さんみ(三位)
さん‐み【三位】
《「さんい」の連声(れんじょう)》 1 位階の第三位。正三位と従三位。また、それに叙せられた人。 2 キリスト教で、父(神)と子(キリスト)と聖霊のこと。→三位一体1
さんみ‐いったい【三位一体】
1 キリスト教で、父(神)・子(キリスト)・聖霊の三位は、唯一の神が三つの姿となって現れたもので、元来は一体であるとする教理。 2 三者が本質的に全く同一であるということ。 3 三つのものが一つ...
さんみいったい‐かいかく【三位一体改革】
小泉純一郎政権時代に提言された地方分権と地方財政の改革案。補助金削減、国から地方公共団体への税源移譲、地方交付税の見直しの三つを一体的に改革するというもの。平成14年(2002)6月に閣議決定さ...
さんみいったいセルギエフ‐しゅうどういん【三位一体セルギエフ修道院】
《Troitse-Sergieva Lavra/Троице-Сергиева Лавра》⇒トロイツェセルギエフ大修道院