さんや【山谷/三谷/三野】
東京都台東区北東部にあった地名。現在の清川・日本堤・東浅草付近。
《日本橋にあった元吉原が焼失して、新吉原ができるまで遊郭が置かれたところから》吉原の遊郭をさす。→吉原
さん‐やく【三役】
1 ある組織を代表する、三つの主要な役職。また、その役職にある人。→政務三役 →党三役 2 ㋐相撲で、大関・関脇・小結のこと。現在は横綱も含めていう。 ㋑能で、シテ方に対して、ワキ方・囃子方(は...
さんやく‐そろいぶみ【三役揃い踏み】
大相撲本場所の千秋楽、結びの三番前に、大関・関脇・小結にかなう力士がそろって土俵上で四股(しこ)を踏むこと。
さん‐やくび【三厄日】
陰暦の8月1日(八朔)と二百十日と二百二十日のこと。この時期には暴風雨が多いため、特に農家でいう。
さんやつ‐こうこく【三八(つ)広告】
新聞広告の定型で、記事下広告の一種。紙面の下3段を横に8分割したスペースの一つ一つ。多く、朝刊の第1面に見られ、書籍などの広告が掲載される。
さん‐ゆう【三友】
1 3種類の友人。交わって利益を受ける三益友。また、損をする三損友。 2 東洋画の画題の一。松・竹・梅を描くもの。→歳寒三友 3 《白居易「北窓三友詩」から》琴と酒と詩。
さんゆう‐かん【三遊間】
野球で、三塁手と遊撃手との間。「—を抜くヒット」
さんゆうてい【三遊亭】
落語家の芸名の一。
さんゆうてい‐えんしょう【三遊亭円生】
落語家。 (初世)[1768〜1838]江戸後期の落語家。江戸の人。通称、橘屋松五郎。烏亭焉馬(うていえんば)に師事。三遊派の祖で、芝居噺(ばなし)の創始者。
(6世)[1900〜1979]...
さんゆうてい‐えんちょう【三遊亭円朝】
[1839〜1900]初世。幕末から明治の落語家。江戸の人。本名、出淵(いずぶち)次郎吉。人情噺(ばなし)を大道具・鳴り物入りで演じて人気を博したが、のち素噺(すばなし)に転向。近代落語の祖。代...