みすみ‐そう【三角草】
キンポウゲ科の多年草。山地の日陰に生え、高さ5〜10センチ。葉は根元から出て柄が長く、葉身は三つに裂けていてスハマソウに似るが、先端はとがる。早春、白い花びら状の萼(がく)をもつ花を開く。ゆきわ...
み‐そ【三十】
数のさんじゅう。「—日(か)」「—路」
みそ‐か【三十日/晦日】
1 月の30番目の日。転じて、月の最後の日。つごもり。「一一月の—」 2 30日の間。30日間。「ただ日の経(へ)ぬる数を…はつか、—と数ふれば」〈土佐〉
みそか‐そば【三十日蕎麦/晦日蕎麦】
月の末日、特に大みそかに、細く長くの意を込めて食うそば。関西では、つごもりそば。《季 冬》「命ありとてもかくても—/風生」
三十日(みそか)に月(つき)が出(で)る
《陰暦で、月の末日には月が出ないところから》ありえないことのたとえ。
みそか‐ばらい【三十日払い/晦日払い】
その月の末日にまとめて支払いをすること。みそか勘定。
みそ‐じ【三十/三十路】
《古くは「みそち」》 1 30歳。「—を越える」→十路 2 30。みそ。「—あまり二つの相(かたち)八十(やそ)種(くさ)とそだれる人の踏みし跡どころ稀にもあるかも」〈仏足石歌〉
みそつち【三十槌】
埼玉県秩父市西部、大滝地区の地名。荒川源流の河川敷では、厳冬期に岩清水が凍り大規模な氷柱(つらら)ができ、観光名所となっている。
みそ‐の‐や【三十の輻】
輻(や)が30本ある車輪。「—も少々折れにければ」〈太平記・二三〉
みそひと‐もじ【三十一文字】
《1首が仮名で31文字からなるところから》短歌のこと。和歌。