さん‐くずし【算崩し/三崩し】
算木をくずしたように、3筋ずつ縦横に石畳(いしだたみ)状に並べた縞(しま)模様。算木崩し。
さん‐くにち【三九日】
「みくにち」に同じ。
さんくろう【三九郎】
長野県で、どんど焼きに焼く木製の人形。また、どんど焼きのこと。
さん‐ぐう【三宮】
⇒三后(さんこう)
さん‐ぐん【三軍】
1 陸軍・海軍・空軍の総称。 2 古兵法の先陣・中堅・後拒、または左翼・中軍・右翼。転じて、全体の軍隊。全軍。 3 中国、周代の兵制で、上軍・中軍・下軍それぞれ1万2500人、合計3万7500人...
さんぐん‐へんせいたい【三郡変成帯】
九州北部から中国地方東部にかけて分布する、結晶片岩によって特徴づけられる変成岩帯。中生代初めに形成。名は福岡市東部の三郡山による。
三軍(さんぐん)も帥(すい)を奪(うば)うべきなり匹夫(ひっぷ)も志(こころざし)を奪(うば)うべからざるなり
《「論語」子罕(しかん)から》大軍であってもまとまっていないと、その総大将を討ち取ることができるが、たとえ身分の低い男でも、意志が堅ければ、その志を変えさせることはできない。
さん‐け【三家】
公家(くげ)で、太政大臣にまでのぼりうる三つの家柄。閑院・花山院・中院(なかのいん)(または久我家)。清華家。英雄家。 ⇒御三家
さん‐けい【三径/三逕】
《中国漢代の蒋詡(しょうく)が、幽居の庭に3筋の径(こみち)をつくり、松・菊・竹を植えた故事から》庭につけた3本のこみち。また、隠者の庭園や住居。
さん‐けい【三景】
景色のすぐれた土地を3か所選んでいう語。たとえば、宮城県の松島、広島県の厳島(いつくしま)、京都府の天橋立(あまのはしだて)を日本三景という。