さんばい‐じょうご【三杯上戸】
《酒を猪口(ちょこ)に3杯だけ飲める意》あまり酒が強くない人をいう語。
さんばい‐ず【三杯酢】
酢に醤油と砂糖または味醂(みりん)をまぜた、いくぶん甘味のある合わせ酢。→二杯酢
さんばいぞうじょう‐しゅ【三倍増醸酒】
⇒増醸酒
さんばい‐たい【三倍体】
基本数の3倍の染色体数をもつ生物体。減数分裂ができにくいため不稔性となることが多い。四倍体と二倍体を交雑して人為的に作り、種なし果実を作ることに利用。
さんば‐がらす【三羽烏】
弟子・部下の中で、またはある分野で、特にすぐれた三人。「政界の若手—」
さんばがわ‐へんせいたい【三波川変成帯】
関東山地にはじまり、中央構造線の南側を天竜川流域・紀伊半島・四国を経て九州に至る、結晶片岩からなる地帯。1億〜8000万年前の造山運動によって形成したといわれ、群馬県南部の三波川流域にみられるも...
さんばせき‐きょう【三波石峡】
群馬・埼玉県境、利根川支流の神流(かんな)川の峡谷。下久保ダムの下流約1キロの範囲。川幅20〜50メートルの両岸は高さ約10メートルの断崖で、三波石とよばれる緑色の結晶片岩がみられる名勝。天然記...
さんば‐そう【三番叟】
1 能の「翁(おきな)」で、千歳(せんざい)・翁に次いで3番目に出る老人の舞。直面(ひためん)の揉(もみ)の段と黒い尉面(じょうめん)をつける鈴の段とからなり、狂言方がつとめる。また、その役およ...
さんばそう‐もの【三番叟物】
歌舞伎舞踊の一系統で、能の「翁(おきな)」から脱化した三番叟を趣向としたもの。「舌出し三番」「操り三番」「二人三番」など。
さん‐ばばあ【三婆】
歌舞伎で、時代物の老母役のうち、最も至難とされる三役。「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」の覚寿、「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」または「信州川中島合戦(しんしゅうかわ...