のぼり【上り/登り/昇り】
1 下から上へ、低い所から高い所へ移動すること。また、その道や流れ。「山の—はきつい」「角を曲がると急な—になっている」⇔下り。 2 鉄道の路線や道路で、各線区ごとの終点から起点への方向。また、...
のぼり‐あきない【上り商ひ】
都へ上る途中で商いをすること。また、その商人。「江戸に下り本町の呉服棚に売りては、—に奥筋の絹綿ととのへ」〈浮・永代蔵・四〉
のぼり‐あゆ【上り鮎】
成長して春に川を上る若いアユ。《季 春》
のぼり‐おり【昇り降り/上り下り】
[名](スル)のぼることとおりること。「階段を—するのは骨だ」
のぼり‐がつお【上り鰹】
春、黒潮に沿って日本の太平洋岸を北上するカツオ。初鰹。→下り鰹
のぼり‐がま【登り窯】
陶磁器を焼く窯の一。丘などの傾斜面に階段状に数室から十数室の房を連続して築いたもの。第一室の燃焼の余熱を各室に利用する。中国・朝鮮で開発され、日本では朝鮮系の唐津焼が初めて築いた。 [補説]書名...
のぼり‐くだり【上り下り】
[名](スル)のぼることと、くだること。のぼったり、くだったりすること。「川を—する船」
のぼり‐くち【上り口/登り口】
《「のぼりぐち」とも》階段・坂道・山などの、登りはじめる所。
のぼり‐げた【上り桁】
階段の段板を支えるため、斜めにかけた梁(はり)。
のぼり‐ざか【上り坂/登り坂】
《「のぼりさか」とも》 1 登りの坂道。⇔下り坂。 2 物事が少しずつ盛んになっていく状態にあること。「人気は—だ」⇔下り坂。