すがわらでんじゅてならいかがみ【菅原伝授手習鑑】
浄瑠璃。時代物。五段。竹田出雲・並木千柳(宗輔(そうすけ))・三好松洛(みよししょうらく)・竹田小出雲合作。延享3年(1746)大坂竹本座初演。菅原道真の事跡に、三つ子の兄弟梅王丸・松王丸・桜丸...
すずもと‐えんげいじょう【鈴本演芸場】
東京都台東区にある演芸場。安政4年(1857)「軍談席本牧亭」として開場。落語を中心に上演されている。
スタボフスケー‐げきじょう【スタボフスケー劇場】
《Stavovské divadlo》チェコ共和国の首都プラハの中心部、旧市街にある劇場。1783年に新古典主義様式で建造。モーツァルト自らの指揮により「ドンジョバンニ」が初演された。1948年...
せいし‐げき【聖史劇】
《(フランス)mystère》15世紀のフランスを中心に、中世末期の欧州で流行した宗教劇。旧約・新約聖書に取材し、キリストの生誕・受難・復活の物語を主題としたもの。町の広場で数日間にわたって上演...
せいじょのうらめん【聖女の裏面】
《原題、(フランス)L'Envers d'une sainte》キュレルの戯曲。著者が1892年、自由劇場の創設者アントワーヌに匿名で送った三作品のうちの一つ。これらの作品が採用上演され、劇作家...
せかい‐さだめ【世界定め】
江戸歌舞伎の年中行事の一つで、顔見世興行に上演する狂言の世界を選定する企画会議。毎年9月12日に行われた。
千年(せんねん)も万年(まんねん)も生(い)きたいわ
徳冨蘆花「不如帰(ほととぎす)」で、肺を病んだヒロイン浪子が「ああ、人間は何故死ぬのでしょう」と嘆き、夫の川島武男に訴える言葉。新派によって上演され、有名になった。
ぜんしん‐ざ【前進座】
劇団。昭和6年(1931)歌舞伎俳優の河原崎長十郎・中村翫右衛門(なかむらかんえもん)らが結成。歌舞伎のほかに新劇も上演し、独自の活動を展開。
そそり‐しばい【そそり芝居】
歌舞伎で、千秋楽の日などに、配役を取り替えたり、故意に筋や演出を変えたりして、余興としてふざけて上演した芝居。そそり狂言。
ぞく‐えん【続演】
[名](スル)芝居などを予定の期間を延長して上演すること。「一か月—する」