こ‐しょう【扈従】
[名](スル)貴人に付き従うこと。また、その人。こじゅう。「殿上人や上達部(かんだちめ)がなお相当に—していて」〈谷崎・少将滋幹の母〉
ごか‐の‐あもう【呉下の阿蒙】
《「阿」は親しみを表す語。呉の魯粛(ろしゅく)が呂蒙(りょもう)に会って談議し、呂蒙のことを武略に長じただけの人物と思っていたが、今は学問も上達し、呉にいた頃の阿蒙ではないと言ったという、「呉志...
ごく‐の‐おび【玉の帯】
束帯のとき、袍(ほう)を腰のあたりで束ねるために用いる革製の帯。銙(か)とよぶ玉の飾りが縫いつけてある。上達部(かんだちめ)以上の者がつけた。ごくたい。
さ‐ぎちょう【左義長/三毬杖】
《もと、毬杖(ぎちょう)を三つ立てたところからという》小正月の火祭りの行事。宮中では、正月15日および18日に清涼殿の東庭で、青竹を束ねて立て、これに吉書(きっしょ)・扇子・短冊などを結びつけ、...
さん‐た【三多】
文章上達に必要な三つの条件。多く読むこと、多く作ること、多く推敲(すいこう)すること。
しょ‐きゅう【初級】
能力や技能など、上達していくものの、いちばん初めの等級。最も低い等級。「—英会話」「—コース」
しん‐きょう【進境】
進歩・上達の度合い。上達した境地。「—著しい選手」「一段の—を示す」
じげ‐の‐くぎょう【地下の公卿】
清涼殿殿上(てんじょう)の間に昇殿を許されない公卿。地下の上達部(かんだちめ)。
じゅく・する【熟する】
[動サ変][文]じゅく・す[サ変] 1 果実などが十分に実る。うれる。「桃の実が—・する」 2 ある物事をするのに、ちょうどよい時期になる。また、ととのって十分な状態になる。「機が—・するのを待...
じゅく‐たつ【熟達】
[名](スル)熟練して上達すること。「機械操作に—する」