キャップ‐ロック【cap rock】
岩塩ドームの上部を覆う岩体。岩塩ドームの周囲に油田が形成される場合があり、特にその油層を密閉する働きをもつ不透過性の岩層をさす。帽岩。
キャプリン【capeline】
クラウン(山)の上部が平らで、波打った大きなへりが特徴の帽子のこと。麦わらや布でできたものが多い。
きゅういん‐びん【吸引瓶】
吸引濾過に用いる肉厚のガラス瓶。上部にブフナー漏斗を指し込み、脇の口に真空ポンプをつないで減圧を行う。ブフナーフラスコ。真空フラスコ。北里フラスコ。
きゅういん‐ろか【吸引濾過】
漏斗の溶液を真空ポンプなどで減圧しながら吸引して濾過すること。吸引瓶の上部にブフナー漏斗という専用の漏斗を用いて行う。
きゅうか‐そうり【級化層理】
地層の断面で、ある単一の層に着目したとき、下部から上部に向かって粒の大きさが連続的に小さくなる成層構造。乱泥流が運んだ砂や泥が堆積したタービダイトやコンターライトなどで見られる。級化成層。級化構造。
きゅう‐がい【臼蓋】
大腿骨頭(大腿骨の上端)を屋根状に覆う、骨盤の骨。寛骨臼のくぼみの上部に沿って張り出した部分。先天性股関節脱臼では臼蓋の形成不全がみられる。寛骨臼蓋。
きゅう‐さいぼう【嗅細胞】
嗅覚の刺激物質を受容する細胞。人間では鼻腔(びこう)上部の粘膜中に分布。臭細胞。
きゅうり‐ぐさ【胡瓜草】
ムラサキ科の一・二年草。野原や道端に生え、高さ10〜30センチ。葉は長楕円形で、もむとキュウリのにおいがする。春、茎の上部に、多数のるり色の小花をつける。たびらこ。
きょうしき‐こうぞう【拱式構造】
戸口・窓などの開口上部をアーチで支える建築構造。アーチ式構造。→楣(まぐさ)式構造
きょう‐だい【橋台】
橋の上部構造の両端を支持する基礎。