うえだ‐じょう【上田城】
上田市にある旧上田藩の城。天正11年(1583)から同13年にかけて真田昌幸(さなだまさゆき)が築城。二度の徳川軍との戦いののちに破壊。元和8年(1622)仙石忠政(せんごくただまさ)が入封して...
うえだ‐つむぎ【上田紬】
上田地方、またその周辺で産する絹の紬。寛文から元禄ごろに始まる。信州紬。
うえだ‐としこ【上田トシコ】
[1917〜2008]漫画家。東京の生まれ。本名、俊子。明るく元気な少女を主人公にした「フイチンさん」で、満州(現中国東北地方)ハルビンの風景を生き生きと描いて高い評価を得る。他に「あこバアチャ...
うえだ‐としはる【上田利治】
[1937〜2017]プロ野球選手・監督。徳島の生まれ。昭和34年(1959)広島に入団。25歳のときにコーチとなり、同49年から15年間、阪急(オリックスの前身)の監督を務めた。のち日本ハムの...
うえだ‐ぼんち【上田盆地】
長野県中東部、千曲(ちくま)川中流の両岸に広がる盆地。標高400〜600メートル、面積約115平方キロメートル。水稲のほか果実・野菜の栽培が発達。中心都市は上田市。
うえだ‐りゅう【上田流】
尺八の流派の一。大正6年(1917)、上田芳憧(ほうどう)が都山(とざん)流から分かれて創始。
うえ‐つ‐かた【上つ方】
《「うえつがた」とも》身分や官位の高い人。貴人。「—の前へ出るのに、白粉(おしろい)を傅(つ)けないのは、此上もない失礼だよ」〈紅葉・二人女房〉
うえつき‐もじ【上付き文字】
添え字の1つで、基準となる数字や文字の右上に記されるもの。累乗の指数(32、10-100など)やイオン価(Mg2+、Cl-など)などに使われる。
うえ‐つぼね【上局】
1 宮中で、后(きさき)・女御(にょうご)・更衣などが、通常の居室以外に、天皇の近くに賜った部屋。清涼殿には弘徽殿(こきでん)と藤壺(ふじつぼ)とがあった。うえのみつぼね。 2 貴人の邸宅で、主...
うえ‐とう【上頭】
その土地に住まないで、京都にいる荘園の領主。地頭に対していう。「いつも—へ御年貢をささぐる」〈虎明狂・三人夫〉