じょうだい‐よう【上代様】
平安中期に完成した和様の書風。小野道風・藤原佐理(ふじわらのすけまさ)・藤原行成らに代表される。
じょう‐だま【上玉】
《「じょうたま」とも》 1 上等の宝石。 2 上等の品物。 3 美人をいう俗語。
じょう‐だん【上段】
1 複数の段があるうちの上の方の段。「押し入れの—」→中段 →下段 2 かみざ。上席。「客を—に案内する」 3 剣道・槍術(そうじゅつ)などで、刀・槍(やり)を頭上に高く振りかざして構えること。...
じょうだん‐の‐ま【上段の間】
書院造りで、下段の間に続いて、框(かまち)の高さだけ床を高くした座敷。主君が家臣と対面した所。上段。
じょう‐ち【上地】
1 よい土地。 2 (「上知」とも書く)「あげち」に同じ。
じょう‐ち【上知/上智】
1 すぐれた知恵。また、すぐれた知恵をもつ人。⇔下愚(かぐ)。 2 《(ギリシャ)sophiā》真の知恵。キリスト教では神をおそれることをもって真の知恵とする。
じょうち‐だいがく【上智大学】
東京都千代田区に本部がある私立大学。明治44年(1911)イエズス会が創設した上智学院に始まる。昭和3年(1928)旧制大学となり、昭和23年(1948)新制大学に移行。
上知(じょうち)と下愚(かぐ)とは移(うつ)らず
《「論語」陽貨から》最上の知者は悪い境遇にあっても堕落せず、最下の愚者は、どんなによい境遇にあっても向上しない。
じょう‐ちょう【上長】
年齢・地位が上であること。また、その人。長上。「—の指示を仰ぐ」
じょう‐ちょうかん【上長官】
自分の上位にある官吏・軍人。上司。