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辞書
[名・形動]
1 下の方がふくらんでいること。また、そのような形。
2 顔の下の方、特に、ほおの辺りがふくらんでいること。また、そのようなさまや顔。「—な(の)顔」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
出典:青空文庫
・・・茶の間から出た婦は、下膨れの色白で、真中から鬢を分けた濃い毛の束ね・・・ 泉鏡花「国貞えがく」
・・・一人はデップリした下脹れの紳士で、一人はゲッソリ頬のこけた学生風で・・・ 内田魯庵「鴎外博士の追憶」
・・・白釉の肌合も、鈍重な下膨れの輪郭も、何となく落ちついていい気持がす・・・ 寺田寅彦「ある日の経験」
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