ふかし‐こうせん【不可視光線】
電磁波のうち、目に感じない光線。紫外線・赤外線・X線など。
ふかしょく‐みん【不可触民】
インドのカースト制で、カースト外に置かれた最下層民。1950年のインド共和国憲法で、身分差別廃止。アチュート。パリア。ハリジャン。アンタッチャブル。
ふか‐しん【不可侵】
おかすことのできないこと。また、侵略を許さないこと。
ふかしん‐けん【不可侵権】
侵すことのできない権利。特に国際法上、外交使節などがその駐在する国で侵してはならないと認められている特権。身体・名誉・館舎・文書など。
ふかしん‐じょうやく【不可侵条約】
⇒不侵略(ふしんりゃく)条約
ふか‐せつ【不可説】
[名・形動] 1 仏語。悟りの境地は言葉では説明できないこと。 2 言葉では説明できないこと。また、そのさま。「まねびなどすべき歌にあらず。—の上手なり」〈後鳥羽院御口伝〉 3 規準からはずれて...
ふか‐そく【不可測】
[名・形動]予測できないこと。予期できないこと。また、そのさま。「—な(の)事態に備える」
ふか‐ち【不可知】
[名・形動]人知では知ることができないこと。また、そのさま。「—な(の)霊の世界」
ふかち‐ろん【不可知論】
《agnosticism》哲学で、経験や現象とその背後にある超経験的なものや本体的なものとを区別し、後者の存在は認めるが認識は不可能とする説。また、後者の存在そのものも不確実とする説。
ふか‐とく【不可得】
1 求めようとしても得られないこと。 2 仏語。すべての存在は空(くう)であって、固定的なものは何も得られないということ。