あん‐りゅう【暗流】
1 表面に現れない水の流れ。また、表面に立たない不穏な動き。「底の方に気持の悪い—を潜(ひそ)めながら」〈有島・或る女〉 2 ⇒暗電流
おん【穏〔穩〕】
[常用漢字] [音]オン(ヲン)(呉)(漢) [訓]おだやか 落ち着いている。おだやか。「穏健・穏和/安穏(あんおん・あんのん)・静穏・不穏・平穏」 [名のり]しず・とし・やす・やすき
かんじ‐と・る【感じ取る】
[動ラ五(四)]そこからある感じを受けとる。雰囲気などから察する。「不穏な空気を—・る」「言葉の端々に心のゆれを—・る」
雲行(くもゆ)きが怪(あや)し・い
1 天気が悪くなりそうである。 2 もめごと・紛争などの起こりそうな不穏な成り行きである。「話し合いの—・くなってきた」
さく‐じょ【削除】
[名](スル)文章などの一部を、けずりとること。「不穏当な発言を議事録から—する」
さっ‐き【殺気】
1 人を殺そうとする気配。激しい憎悪・敵意に満ちた、不穏な空気・気配。「—がみなぎる」「—を帯びる」 2 草木を枯らす寒気。
さや・ぐ
[動ガ五(四)]《「さや」の動詞化》 1 ざわざわと音を立てる。ざわめく。「木の葉が—・ぐ」 2 騒ぐ。不穏なようすになる。「水穂の国はいたく—・ぎてありなり」〈記・上〉 「世ノ中ガ—・グ」〈和...
さわ・ぐ【騒ぐ】
[動ガ五(四)]《上代は「さわく」》 1 ㋐やかましい声や音を立てる。「子供が—・ぐ」 ㋑ざわざわと音を立てる。「白波が—・ぐ」 2 多くの人が一緒になって反対したり、要求・不平を訴えて叫んだり...
じょう‐せい【醸成】
[名](スル) 1 原料を発酵させて酒や醤油などをつくること。醸造。「酒を—する」 2 ある状態・気運などを徐々につくり出すこと。「不穏な空気が—されつつある」
せいさい‐さいばん【制裁裁判】
裁判官の命令や措置に従わず、暴言・暴行等の不穏当な言動によって裁判所の職務の執行を妨害したり、裁判所の威信を著しく害した者に制裁を科す裁判。法廷秩序維持法に基づいて、裁判官の命令で執行される。