とうせんぷろん【東潜夫論】
江戸後期の経世論。3巻。帆足万里(ほあしばんり)著。弘化元年(1844)成立か。宮廷・幕府・諸藩の諸制度を批判、改革案を述べたもの。
とうろんがた‐よろんちょうさ【討論型世論調査】
通常の世論調査を実施した後、回答者の一部に資料や情報を提供し、十分な討論を経たうえで、再度同じアンケートを行い、意見の変化をみる社会的実験。デリバレイティブポーリング。DP(deliberati...
時(とき)分(わ)か◦ず
季節の区別がない。四季に関係ない。いつの時季でも。「湯の原に鳴く葦田鶴(あしたづ)は我(あ)がごとく妹(いも)に恋ふれや—◦ず鳴く」〈万・九六一〉 「—◦ず降れる雪かと見るまでに垣根もたわに咲け...
取(と)り付(つ)く島(しま)
頼りとしてすがるところ。取り付き所。多く、あとに打消しの表現を伴って用いる。「つっけんどんで—もない」 [補説]文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「取...
流(なが)れに棹(さお)さす
流れに棹をさして水の勢いに乗るように、物事が思いどおりに進行する。誤って、時流・大勢に逆らう意に用いることがある。 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「その発言は流れに棹さすも...
情(なさ)けは人(ひと)の為(ため)ならず
人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。誤って、親切にするのはその人のためにならないの意に用いることがある。 [補説]文化庁が発...
なし‐くずし【済し崩し】
1 物事を少しずつかたづけていくこと。「—に努力する」 2 物事を少しずつ変化させ、うやむやにしてしまうこと。「企画が—に変更される」「新体制に—的に移行した」 3 借金を少しずつ返すこと。「高...
ナショナリスティック【nationalistic】
[形動]民族主義的。また、国家主義的。「—な世論がわき上がる」
なまえ‐まけ【名前負け】
[名](スル)名前がりっぱすぎて、実物が見劣りすること。「先代の名をもらって—する」 [補説]文化庁が発表した平成27年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「名前が立派で、中身が追...
煮(に)え湯(ゆ)を飲(の)ま・す
信用している人を裏切ってひどい目にあわせる。「腹心の部下に—・される」 [補説]文化庁が発表した平成23年度「国語に関する世論調査」では、「煮え湯を飲まされる」を、本来の意味とされる「信頼してい...