くまがい‐そう【熊谷草】
ラン科の多年草。丘陵地の樹下に生え、高さ約30センチ。まっすぐ伸びた茎の上部に扇形の葉が2枚つく。晩春、大きな淡紅色の花を1個つける。名は、袋状をした花びらを熊谷直実の背負った母衣(ほろ)にたと...
くれは‐きゅうりょう【呉羽丘陵】
富山県中央部、富山平野にある丘陵。最高地点は城山の145.3メートル。この丘陵性の山地を境に東側を呉東(ごとう)、西側を呉西(ごせい)という。呉東地域は急斜面で、富山市内や立山連峰の展望がよい。...
くろかみ‐やま【黒髪山】
栃木県日光市にある男体(なんたい)山の別称とも、奈良市北端の佐保山に続く丘陵地などともいう。[歌枕] 佐賀県西南部にある山。武雄市と西松浦郡有田町の境に位置する。標高516メートル。古くから...
クロス‐カントリー【cross-country】
1 田野・丘陵・森林などを横断するように設定されたコースで行う長距離競走。断郊競走。 2 オフロードコースなどで行われる自転車のレース。 3 馬術競技の種目の一。生け垣や丸太、池や堀など40以上...
クロスカントリー‐スキー
《cross-country skiingから》スキーを履いて雪の積もった田野や丘陵を駆けるスポーツ。また、その所要時間を競うスキー競技。特に、距離競技をさす。クロスカントリー。 [補説]競技で...
クンバルガル‐じょう【クンバルガル城】
《Kumbhalgarh Fort》インド北西部、ラジャスタン州にある城塞。ウダイプルの北西約80キロメートル、標高1100メートル以上の山の頂上に位置する。15世紀半ば、メワール王国のラーナー...
グレートディバイディング‐さんみゃく【グレートディバイディング山脈】
《Great Dividing Range》オーストラリア東部に連なる山脈。クイーンズランド州北東端のヨーク岬からニューサウスウェールズ州東部を南北に走り、ビクトリア州のメルボルン西側の平原に至...
ケスタ【(スペイン)cuesta】
《坂の意》硬・軟の岩石層が交互に重なり合って緩やかに傾斜している地域にみられる非対称の丘陵。軟層は浸食されるが硬層は一連の丘となって残る。パリ盆地周辺のものは有名。
こう‐かく【磽确/墝埆】
《慣用読みで「ぎょうかく」とも》 [名・形動]小石などが多く、地味がやせた土地。また、そのようなさま。「固より痩土—にして耕作に便ならざれば」〈新聞雑誌五一〉 [ト・タル][文][形動タリ]...
こう‐ぶ【荒蕪】
[名](スル)土地が荒れて、雑草の茂るがままになっていること。「—地」「—せる丘陵の間」〈鴎外訳・即興詩人〉